「鋼の錬金術師」(15)

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師(15) (ガンガンコミックス)

ようやく語られたイシュヴァール内戦について。あくまでも主観と言い置くリザ。それでも確実に伝わるのは、この内戦の無意味さと悲しさ。憎しみが憎しみを呼び、その連鎖が幾度も幾度も続いていく。終わりが見えない。本当の意味での決着を見ない戦い。
やっぱり大佐が好きだと思う。弱さも青臭さも含めて、認めて、恰好悪くても進もうとする強さ。