「幽遊白書」(2)
- 作者: 冨樫義博
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: CD
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原作ではそれほど大きなエピソードではない「異次元砲阻止編」を、最終話周辺のいくつかのエピソードに絡めたストーリー。
原作では描かれなかった幻海師範の最期(厳密には少し違うけど)が印象的。幽助のラーメンを食べ損なった、という一言が少し寂しい。概ねのストーリーにはそれほど不満はないのだけど(原作を完全になぞってもいいような気はしたけど)それより細かい部分で違和感があった。それは多分原作後期特有のあの体温の低さがなかったからだと思う。実は幽白のキャラクターって、あんまり抑揚のなさそうな話し方をするイメージがあるので、声優さんの演技がやや過剰に感じられた。特に幽助と螢子。幽助のラーメンを食べたときの螢子の反応とか、すごく嬉しそうなんだけど、私が原作を読んでからのイメージはもっとポツポツと喋るような気がしてた。
それも10年経ってるんだから仕方のないことか。