「ゴールデン・デイズ」(5)

ゴールデン・デイズ 第5巻 (花とゆめCOMICS)

ゴールデン・デイズ 第5巻 (花とゆめCOMICS)

なぜか4巻の画像が出てこない…。
4巻でようやく百合子と慶光が兄弟であることに気がついた私は、前3巻で一体何を読んでいたのだろう。ようやく人間関係が落ち着いて掴めた。
主人公2人より、女性たちが好き。特に節。一途で強くて可愛い。実際この時代、ああいったことはあったのだろうか。赤ん坊は確かに怖い。あの小さな生き物を抱いていると、どうしようもなく怖くなることがある。無防備で、自分が守らなければいけないと感じるから。それにしても現代に紙おむつと使い捨てのお尻拭きがあってよかったと心底思う。
仁が惹かれているのが慶光なのか、光也なのか。どちらが存在して欲しいかを仁に選択することはできないだろうし、権利もない。しかし確実にどちらかが彼の前からは消える。消えたどちらかを追い求め続けることになれば、それは不幸だ。仁も、残ったどちらにとっても悲しいないものねだりになる。そこはできるだけ明るい終結をさせてくれることを願う。
5巻終盤でようやく重要な部分へと話が進んできて、続きが非常に気になる。