クラフト・エヴィング商會「らくだこぶ書房21世紀古書目録」

らくだこぶ書房21世紀古書目録

らくだこぶ書房21世紀古書目録

前作の「クラウド・コレクター」より哲学的な部分が影を潜めていて読みやすい。単純に、「こんな本あったら読みたい」って思えて楽しかった。本は勿論内容が1番大切。でも装丁も大切なんだよね。大事にしたくなる装丁の本ってなかなかない。(ハリポタシリーズとか、もっと違う装丁にして欲しいと今でも思ってるんだけど。「指輪物語」の文庫版なんて最高。)
最後はやっぱりちょっと哲学というか、小難しかったなあ。それはそれで面白い仕掛けになっていたけど。