「るろうに剣心」完全版(2)

るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプコミックス)

るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプコミックス)

小学校から中学時代にかけての私にとって最も思い入れの深い作品。思い入れが深すぎて逆に最近では避けていたのだけど(作品そのものより、それにまつわる昔の自分のイタさのせいで…)少し前にちょっとアニメを観たら、斎藤一がかっこよくって、改めて読み直したくなって思わずそのまま衝動買い。とりあえずは2巻まで。
そもそもコミックスで全巻持っているわけだから別にそれを読み直せばいいだけの話なんだけど、表紙・口絵描き下ろしとカラー完全再現はやっぱり魅力的なんだよね。
改めて読むと面白いと思う。少年漫画の王道を踏みながら、史実と絡んで物語が成立していくって言うのが面白い。史実に忠実にと言うわけではないのだけど、当時の自分がこの辺りの時代に興味を持ったのも納得できる。(だからというか、アニメはそこはかとなく踏み外しててちょっとなー。オリジナルの展開が胡散臭くて仕方なかった)
1話の剣心と薫の出会い。剣心が薫の元に留まると決めたのは、薫の気質や言葉は勿論なのだけど、剣の道が、目指す方向が重なったからなのだと今更に気付く。