クラフト・エヴィング商會「じつは、わたくしこういうものです」

じつは、わたくしこういうものです

じつは、わたくしこういうものです

クラフト・エヴィング商會はずっと気になっていたのだけど、今回初めて読んだ。小説でもエッセイでもない不思議な感覚。人生に必要な遊びが詰まっている感じ。ないはずの職業を、まるで本当のように語るのに、気がついたら引き込まれた。「こういうの、あってもいいじゃない」「あるといいな」と思う。冬眠図書館でシチューを食べたいと思う。