重松清「セカンド・ライン エッセイ百連発!」

セカンド・ライン―エッセイ百連発!

セカンド・ライン―エッセイ百連発!

小説以上に、重松清の甘さやセンチメンタリズム、そして優しさの文章が滲み出ている。だからこそ私はこの作家が好きだ。高校時代から親の老後を考えてしまう程度には読んできた。若い女性ファンもいるよ、と。バレンタインにチョコは送らなくても。
ドラえもんの件に目から鱗ジャイアンやスネオの哀しみや苛立ちを気に留めたこともなかった。
はっきりと章に分かれたりはしていないけど、同じようなことを書いた記事は固まってる。中盤は本の解説文が中心なので、その本を知らないと読みづらかった。