「金田一少年の事件簿」(7)異人館ホテル殺人事件

復讐なんだけど、結局手にかけるべきでなかった妹まで殺してしまったとうい点で非常に後味の悪い話。ただ最後の金田一の「最悪の選択を避けることはできたはず」というのは、あの当時麻薬にすっかり侵されていて、どん底だった状態を考慮すると難しいのではという気はする。蓮子の被害妄想や見栄が、今ならなんとなく理解できる。(しかし被害妄想はそれこそ麻薬のせいなのでは)
佐木ってしょっちゅう登場してた印象があったのだけど、七不思議以来の登場だった。それで殺されちゃったのか…前の悲恋湖でも美雪のいとこが何気に殺されていて、身近な人間が死ぬ確率においてはコナンを遥かに凌ぐなあ。