廣瀬裕子「HEART BOOK」

ハートブック

ハートブック

この手の、いい言葉だとか励ましの言葉を集めた本というのが実は非常に苦手です。中にはいいことも書いてあるとは感じるのだけど、それが1冊に集められたときにはどうも押し付けがましい。誕生日にもらったので読んでみたけれど、やっぱり何か違和感。
いい言葉や励まされる言葉というのは、物語の中にしても親しい人からの言葉にしても、何かその言葉が生まれるバックグラウンドのようなものがあって、あるいは流れがあってこそ励まされると思うので、唐突にいい言葉だけ出てきてしまっても心には残らない。