「水の女」
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2003/05/23
- メディア: DVD
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ホームレスの女性について優作が想像で語る部分が、私の考えすぎかもしれないし、敢えてそうしたのだとは思うけど、引いた。恐らく阪神大震災のことだと思うのだけど、「本当の地獄は避難所生活だった。盗みや暴力やレイプがあった」みたいなことをいきなり言い出して…ええ!?と。被災したひとに喧嘩売ってるととられても仕方ないし、こういう表現って好きじゃない。涼が樹海で出逢うあの女のひとも、語り過ぎ。奇跡だとか神様だとかは、言葉で言わないで欲しい。優作が「すぐにキレる自分が怖い」とかも言わせるべきじゃなかった。浅野忠信はその佇まいと動作の演技だけで、十分に怖さを表現できる俳優なのに。
UAの長い髪と肢体の美しさが目を惹いた。